|
|||||
最近、進歩が著しい補助人工心臓についてまとめてみました。 人工心臓トップへ>> | |||||
補助人工心臓 ■拍動型と非拍動型 さて、補助人工心臓にもさまざまな種類があります。 ■体外設置型と体内埋込型 また、そのポンプの部分が、体内に埋め込まれるタイプと体外に設置されるタイプに分類されます。 そこで、非拍動でも悪くないということがわかってきて、ポンプの小型化が進み、体内埋込型が開発されてきました。埋込型といっても、ポンプの駆動装置やバッテリーの部分は体外にあり、お腹の脇から電線コードが出て、それが体内のポンプと駆動装置につながります。その駆動装置も小型化が進み、ショルダーバッグで持ち運べる大きさになっています。 完全置換型で、それらの駆動装置やバッテリーもすべて体内に埋め込むタイプも開発され、欧米で何例か臨床応用されましたが、さまざまな理由から販売が承認されていません。 日本では、これまで拍動型体外設置型、拍動型埋込型(ポンプが大きいため日本人には実用的でない)が承認されているのみでした(2010年9月)。 <小型の非拍動型埋込型の一例> 保険適用となった2つのタイプの補助人工心臓はいずれも日本で開発されたものです(下記)。
|
|||||