■はじめに


 20世紀中頃から発展した心臓の手術は、近年飛躍的な進歩を遂げています。現在、手術手技は複雑多岐にわたり、医者であっても専門外には把握困難な状況です

。手術を受けられる患者さんの数も急増し、これら一般の人たちも、難解な手技の説明を受ける機会が多くなっています。同時に、インフォームド・コンセント(説明と同意)という概念が浸透し、医療の世界は患者中心に動き始めていると言ってよいでしょう。しかしこれは一方で、患者側にも医療に対し高度に理解しなければならない義務を生じさせました。

 当サイトは、こうした要求に応えるべく、心臓血管外科治療に的を絞り、解説を加えたものです。むろん医療関係者の方も大歓迎です。

 もし研修医の方が迷い込んできましたら、現在筆者が働く沖縄県、沖縄市にある
「中頭(なかがみ)病院」での研修の取り組みについて公開中ですので、参考にして下さい。